薬を持っている男性

海外株式に投資する人が増えてきましたが、海外株式の場合には国内株式の場合と比較して注意すべき点はあるのでしょうか。
まず、情報収集についてはどうでしょう。
以前とは違い、今ではインターネットを利用すれば、ほぼリアルタイムで海外のニュースや情報に触れることができますので、世界のどこにいてもインターネットさえ利用できれば、それほど問題にはなりません。
例えば、最も影響力のある情報の一つである米国の経済指標についてもリアルタイムで知ることができますので、海外株式や為替の取引にも問題なく対応できます。

以前であれば、海外のニュースや情報収集には、英語ができるとできないではスピード感や理解力において差が出ることもありましたが、最近ではそういうこともほとんどなくなってきました。
考えてみれば、英語ができないと投資で利益を出すことができないというのであれば、逆に、英語ができる人は利益を出しているのかと考えれば簡単に答えは出るのです。
以前とは比較にならないほどの翻訳サービスや金融業者のサービスがありますので、こちらを利用すればほぼ事足りてしまいます。
もちろん、ファンダメンタルズ重視の場合には、フィナンシャルタイムズやウォールストリートジャーナルなどを原文で読むことはできますが、これを投資に活かすという話になると相当なスキルが必要になります。
ましてや、テクニカル重視の場合には、英語を含めた外国語は全く関係ないということになります。
チャートは万国共通のものですから、言語はほぼ必要ないということになります。

また、投資本などの読解についてはどうでしょう。
世界中の投資の成功者の多くは、これらから多くのことを学んでいます。
そういう意味では、英語ができると少しでも多くの原文に触れることができるというメリットがあります。
確かに、原文で勉強できるというのは魅力的です。

しかしながら、大切なことはそのエッセンスを理解して会得することなのです。
翻訳本の中には、それらを意識して書かれているものも多くあります。
従って、翻訳本のほうが優れているケースも多くあるのです。
ましてや、デリバティブが横行している今の相場ではなおさらその傾向が強いと言えるでしょう。

このように英語ができるということには、一定の優位性はあるでしょうが英語が、できないからと言って不利になるということまったくありません。
却って、効率的に情報収集したり勉強できるというメリットがある場合もあります。